元気日記

オトナの準備・「政治」のおさらい

2021年4月22日

【 なぜ、女性議員「も」議会に必要なのか❁ 】



「議会に必要」なのか?
と書きましたが、
「私たちにとって必要」なのか?
と、言い換えることもできます。
私たちは、
肌の色や目の色、
障害の有無、
職業・出自、
性自認と性的指向など
プロフィール周辺の
あらゆる要素によって
人を差別することには、
それが「差別」であると
自覚できます。
しかし、
それが、ジェンダーとなると、
頭の中のコンピューターが
バグって混乱し、
または、フリーズして?
自覚できなくなっていることって
あるのかなと思います。
【 弱さを抱えたままで尊重される 】
自分の「自分らしさ」が
少数派・マイノリティである場合でも、
多様性が認められ、
「強み」となる場面では気付かない。
もし、自分らしさや属性が
「弱み」として
作用してしまう環境があるならば、
そこは「社会」の側を
アップデートして
「弱者が弱者のままで
尊重されることを求める思想」
(by 上野千鶴子さん)
を持って、
社会へと働きかけていくのが、
政治の役割であり、
力なのだと思います。
【 「投票できる」だけなのか 】
今、当たり前に授かっている
「女性参政権」が、
もし、無かったら
不平等を感じますか。
仕方ないと思いますか。
「投票する権利」だけあれば
決める場に女性が少なくても
選挙を通じて公正に付託を受けた
結果であるから、
おかしくない、と思いますか。
「女性参政権」は
「投票する権利」だけを
意味してはおらず
(被選挙権もあり、)
「立候補」を通して
「議員・首長」としての
政治への関わり方も
含まれており、
大正デモクラシーとともに、
あの時代の女性たちは
(私のおばあちゃんもその世代)
「女性参政権」を
心から歓迎したのだと思います。
【 対等性への自覚 】
社会を構成する
「対等なパートナー」として
議会の構成もまた、
半数の女性がいることは
男女の「対等性への自覚」
にもつながります。
異なる立場から見える
多様な課題に気付き、
アクセスできることは
「代弁者」としての役割には
重要な要素であると思います。
以下のサイトでは、
地図上に
その自治体の女性議員比率が
表示されます。
尾張旭市議会は、
議員定数20名の内、
女性は2名で10%を構成しています。
【 次の統一地方選挙は 】
尾張旭市議会議員選挙は
2年後の2023年4月です。
自分だからこそ見える
「生きにくさ」の背景にある
「社会のしくみ」を
アップデートすることに、
興味のある方が
いらっしゃいましたら、
共に、「女性参政権」を
使いこなしていきませんか。
自分が立候補しなくても、
その一歩を踏み出そうとする人を
応援したいという方も、
大歓迎です。
立候補を検討するにしても
誰かを応援するにしても、
選挙や当選後の活動や
時間の使い方のイメージなど
必要な知識をお伝えすると共に
この仕事の
魅力をお伝えさせていただけるような場を
考えています。
興味のある方は、
ご連絡くださいませ(*^_^*)
「誰かよりも
 能力が上なわけでも
 下なわけでもない。
 何事もすべて上手くいく
 保証なんてないけれど、
 『出来る限り社会に尽くしたい』
 と思っている。」
(フィンランド*
 サンナ・マリン/世界最年少首相)

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