元気日記

コラム_ 世の中で生きていくための処方箋 ~「公民」を改めて学ぶ~

2020年11月27日

【 コラム⑪ 「働く」とは何か。/経営と利潤の配分、労働と雇用について】

【 コラム⑪ 】

『世界は誰かの仕事でできている。』

 

この、
有名なCMに表現されているように、
「働く」ことは、
社会の役割分担に
参加していることであり、
「生きがい」ともつながります。

 

また、
生活するための「賃金」を得る
手段でもあります。

 

資本主義経済のもとで、
【経営者】は、
私たちが消費している
「商品(財やサービス)」を
「生産」し、
商品が「消費される」ことで、
「売り上げ
(①原材料費+②賃金+③利潤)」を
得ます。

 

その内、
「③利潤」を
A.設備投資/
B.商品開発/
C.賃金増額/
D.株主配当/
E.社会奉仕などに配分し、
利潤すべては
経営者のものにはなりません。

 

生産するには
【労働者】の存在が
欠かせません。

 

「労働力」も
一つの商品として
売買されており、
見返りとして
「賃金」を受け取ります。

 

同一価値の労働を提供しても、
①正規労働者
②非正規労働者
(パート・アルバイト/契約労働者/派遣労働者)
のように、
雇用形態によって
賃金が異なる場合があります。

 

賃金や労働時間などの
「労働条件」は、
雇用者側と契約する際の
交渉に不利にならないために
「労働組合」を結成するなど、
労働三法
(労働基準法・労働組合法・労働関係調整法)で
保障されています。

 

労働時間や休日などの
雇用条件も、
生活の安定や
人生設計には重要で、
育・産休も、
労働基準法に定められているため
労働者の権利として
定着してきました。

 

障がい者・高齢者・女性・外国人など、
多様な労働者にとって、
「働く意味」や
「整えるべき環境」には
それぞれ課題があり、
働くことを考えることは、
「私たちが生きたい社会」
について
考えることにも
地続きでつながっています。

 

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ママのこころと笑顔の応援団 特定非営利活動法人あっとわん
「あっとわん通信」毎月第4金曜日に発行

 

「あっとわん」さんは、
<自立する市民の場づくり>を
基本的な理念として
活動されているNPO法人です。

 

かわの ゆみこせんせいに
ご縁をいただいて
2020年1月24日発行版より
コラムの連載が始まりました。

タイトルは、
【 世の中で生きていくための処方箋
~「公民」を改めて学ぶ~ 】
です。

 

このお話をいただいてから、
中学3年生の教科書
「新しい社会 公民」を
読み込み、
連載という初めての任務に
試行錯誤で取り組んでいます。

改めて手に取ってみて、
素晴らしい教科書に、
感動してしまいました。
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『「公民」とは、
「私(わたくし)」だけを中心にして
社会を観たり考えたりする人ではなく、
地域・日本・世界などの
「公(おおやけ)」から広く社会を見つめ、
社会的な問題を解決しながら、
現在を生きる世代と
将来を生きる世代の
両方の幸福を実現する
「持続可能な社会」づくりに
参画できる人を意味します。』(抜粋要約)

 

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教科書の冒頭には、
この様に書かれています。

 

社会のしくみをガッツリ知らなくても
何となく知っているだけでも
生きていけるのですが
知識が増えることで、
出来事の背景や流れがわかり、
解決しやすくなることで
困りごとや違和感が減り
少しでも生きやすくなるのではないかと
考えています。

 

取扱説明書のイメージで
書いていければと
自分なりに設定しました。

 

機会があれば
ぜひ手に取っていただき、
共にお付き合いいただければ
嬉しく思います。

 

精一杯、務めさせていただきます。
どうぞ、よろしくお願い致します。

 

貴重な機会を授かりましたことに
心から、ありがとうございます。

 

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●〇あっとわん通信〇●

https://npo-atone.jimdofree.com/…/%E3%81%82%E3%81%A3%E3%81…/

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★各ふれあいセンター
(高蔵寺ふれあいセンター、西部ふれあいセンター、南部ふれあいセンター、味美ふれあいセンター)

★ささえ愛センター
★東部市民センター

 

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