元気日記

元気日記

2008年2月9日

マニュアル化

この一週間の・・・
●議会でおこっていること
毎議会ごとに議員一人一人に平等にある
個人質問の時間90分を
短くしようという意見が多数を占めている傾向。
それらの人たちの、
前向きな理由が見つからない。
持ち時間の減少は、質問数の減少を求められ、
質問内容の簡素化を求められ、、、
それは、
自分の言葉や感性でその場で語ることによる
個性や想いを発揮して、
各議員の裁量で表現できる幅を狭める事になる。
個人質問をする人数が、
5年前10人余だった頃に比べ、
昨年はある定例議会では、
18人にもなった。
そのため、
時間短縮への流れを求める声が大きくなった背景がある。
登壇する人が増えたことは、議会の活性化の表れなのに。
時間短縮ではなく、日数を増やせばいいのに。
・・・
ほかにも、
発言を制限する流れを
肌で感じます。
誰でも同じ、
議員がマニュアル化されるような、
寂しい議論が続いています。
●ご縁が教えてくれたこと・・・
同世代の女性ジャーナリストさんと
食事の機会がありました。
彼女も、「女性がマイノリティ」な業界で
働いている。
けれども、
他者がそれを意識したとしても、
自分からはそれを意識せず、
すべての経験を糧にしていこうという
スタンスにとても共感して、
話が弾みました。
今身の回りに起こる
痛みの経験も、
他者の痛みを想像する力に、
いつかなれると信じているという。
そんな彼女は、
バングラデシュでの貧困を目の当たりにし、
「貧困は、人をケモノにする。」との
わかりやすい表現で
世界観を伝えてくれた。
同感もし、
それは、地球の裏側でのみ
起こっているのではなく、
身近なこのまちの中にも、
暴力や虐待ほか、
さまざまな形で隠れている事を
確認しあった。
・・・
また、あるNPO法人の理事会に
同席させていただく機会を得、
市民活動の組織体運営のヒントを
たくさん教えてもらう機会があった。
それはまた、
自身の問題意識の表現方法にも
示唆をもらった。
一方通行ではイデオロギチックになってしまうため、
双方向の伝心力を身につけることが大切だと
再認識した。
例えば、
マイ箸を持とうという活動をしているけれど、
「使い捨てをやめる」
側面だけでは一方通行で、
「収益の一部を植林に還元する」というポイントも
大切にすることで、
双方向に物事を見ていることが伝わるという指摘でした。
(例:カーボンオフセットの発想)
  暮らしの中で生み出したCO2の分だけ、
  植林などを通して、CO2を吸収し、
  チャラ(相殺)にし、
  実質的なCO2排出量をゼロに近づけていくこと
物事を簡潔に表現することは、
わかりやすい
反面、
短絡的な思考を作り出してしまい、
事の本質を
わかりにくくもする。
出来事すべては循環していることを
いつも忘れずに、
出来事を両方から他方向から見つめ、
理解しようとし、
自分なりに咀嚼したら、
またわかりやすく伝えていく努力をしたい。
明日は、
何でもトークの第2回を行います。
(14:00 本地ヶ原公民館)
雪の調子が心配されますが、
お出かけくださった方と、
臨機応変に時間を過ごそうと思います。
ありがとうございました☆

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