元気日記

元気日記

2007年11月25日

『当事者』とは誰か?

日本精神障害者リハビリテーション学会
名古屋大会に参加してきました。
大好きな友人が
講演者の一人を務めることが
きっかけでした。
障害者自立支援法が
出来たことで、
その名前と理念とは裏腹に、
サービス利用の1割負担が求められるようになり、
就労できない「障害者」にとっては
死活問題になっています。
障害者にとって、
「サービス」と呼ばれるそれらの支援は、
生きていくのに
無くてはならないモノであるのに、
その負担を払えなければ、
利用を控えなければならなければ、
どうして生きていけるのでしょう。
政治的には、
国会で解決してほしいし、
出来ないならば、
自治体独自の施策として
足らざるを補ってほしいと
考えています。
しかし、
「障害者」をとりまく
社会の状況もまた、
同時に成熟していくことが望まれています。
補助具は、人間である。
車椅子でもなく、
補聴器でもなく、
「人」が補助具であるという
考えに出会って、
私の目指す社会像は
くっきりとしてきました。
病気を持っている人、持っていない人で
くくるのではなく、
すべての人が
「灯台」と「船」の関係であるという
今日の学びと気付きは、
文化、
経済、
政治、
すべての社会システムにおいても
いえることでした。
それは、
日頃私自身が感じていても
言葉に表現しきれていなかった
感覚をスッキリ整理してくれて、
今日の講演会は
明日からの糧となる時間でした。
.・。♪.・。♪.・。♪.・。
♪僕たちの灯台♪
小さな港に集まる僕たちは
まるで船のようだね
手こぎの舟、ペンキを塗ってる船
いろんな船があっていい
みんな自分の意思を持って動いてる
しばらく港にいようか
そろそろ外海に出ようか
けれど必ず港に戻ってくるんだ
僕たちの周りのやさしい人は
まるで灯台のようだね
晴れた日でもあらしの夜でも
灯台は休まずに明かりを示す
僕たちはそれを見ながら舵を取る
帰ってこいよと言ってるの?
気をつけなさいと言ってるの?
あの明かりがあるから生きてゆけるんだ
灯台は決して指図はしない
僕らの心にまかせてる
嵐の夜には強い明かりで
晴れた日にはやさしい明かりで
連れ添うように語りかける
生きてゆけよと語りかける
そして僕らは港に帰るんだ
作詞:高木雅康
作曲:タナカシュウイチ
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人には、
生きてきた生活史の中で、
「痛み」の経験がある。
それを共有することが出来れば
統合失調症をはじめとする
「精神障害」への理解も可能ではないかとの
提起があった。
会場溢れる人たちは、
障害当事者さん
ソーシャルワーカーさん
など、
いわゆる「関係者」の方が圧倒的に多かったけれど、
彼らの抱えている課題を
克服していくことは、
その「当事者」は、
そんな
やさしいまちで暮らしたいと願う、
すべての市民であるのだと
実感しました。
いち市民として、
いち地方議員として、
そんなやさしいまちづくりに
力を尽くしていきたいと、
熱い気持ちを持ち帰りました。
ありがとうございました。

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