元気日記

元気日記

2006年9月2日

労働組合☆定期大会

全農林食糧名古屋分会第35回定期大会にご案内いただき、出席させていただきました。
「食とみどり、水をまもる」運動などの一環とした、「アジア・アフリカ支援米の田植え」や、議会活動での、BSE問題の時に「食の安全」を国に求める陳情書の採択活動などで大変お世話になっている労働組合です。
これまで、「農林水産業の再建と雇用」とか、「食は命の源、農は国の礎」といったスローガンに象徴される様に、安全保障に欠かせない「食」「みどり」「水」の重要性を常に前面に出した活動に学ぶところが大きかったです。
尾張旭も、昔、国の減反政策を受けて、農家の方々が「いちじく研究会」を立ち上げて、今の「いちじく名産」という象徴的な作物へとつながった歴史があり、田畑が減ることは、誰しも心を痛める課題であった事がよく理解できます。
その、全農林労組も、今年の議案書は、「雇用」「公務員バッシング」などに苦しむ実情が多数を占め、どれだけ労働の現場が厳しいものになっているかを感じ取るには十分でした。
公務員は、労働権の引き換えに人事院勧告制度を採っているのに、人事院が世論を圧力に感じ公正さを欠いてしまっては・・・という言葉が印象に残っています。
「公務員は」とか、「議員は」とか、「若い者は」とか、「女性は」とか、イロイロとまとめて語られがちですが、社会の中に、スケープゴートをつくって自らの状況に対する不満の発散対象にしてしまうとしたら、それは、悲しいと思います。
事の本質を理解する努力を少しでもして、本当に、それが原因で今の不具合が生じてる事につながっているのかどうか、考えられる自分でありたいと思います。
情報が多様化し、テレビやインターネットなどメディアを使って、さも、事実であるかのように語られる事、その事柄が何かを攻撃する内容であればあるほど、慎重にその裏づけをとる必要がある時代になったなあと思います。
(私がこうしてBlogに綴る事柄も、1つのメディアであり、「発信」である事、良くも悪くも、影響を持つということ、その事の責任を考え出すと、発信というのは、事実確認が大切だと改めて認識します。最低限、人に迷惑を掛けない日記を目指して頑張ります。)
私は、日頃尾張旭市内に生活する「生活者」としての皆さまと過ごす時間が多く、「労働者」として、労働の現場がどのように変化しているかを実感する機会がほとんどありません。
地方議員として、市民の皆さまの「雇用」にたいしてどれだけの力があるかも判りませんが、めざす社会像の部分で共有して実現努力をして、その社会構造が、結果、雇用を含めて、市民の皆さまの幸せにつながるといいなあと思っています。
ハチドリの一滴という本が流行っていると聞いています。
一人一人の望むこと、そのための一つ一つの行動を、恐れずに実行していきたいと思います。
今日も、貴重な経験に、感謝☆

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