元気日記

元気日記

2006年8月29日

人の奥行き☆

☆−①
昨日福祉課で相談した件について、朝一番、電話で福祉課長から、実現可能性について調べた結果の快報があった。
相談や要望を受ける場面の多い私にとって、相談した事柄をまっすぐ受け留めて、調べてくださって、善処したいと思ってくださっている課長の存在は、ものすごく励みに思ったし、反面、自分の機動力の低さについて反省材料にもなった。
感謝☆
早速相談者の方にメールにて報告をした。
☆−②
市民の方からメールで頂いていた相談・要望について、調べた結果の報告をするために電話を掛けた。
メールだと、「いついつに、サイレンが何度も鳴ったのは何の目的だったのだろうか」という要件だけを伝えてくれていたけれど、
お電話で話すうちに、「もえさんの世代では理解できないかもしれないけれど、私たちの世代だと、あのサイレンを聞いて、空襲警報を思い出してしまうんだよ。」との想いを聞く事ができた。
「その人」から発せられる「疑問」には、その背景があって、それが、その人の奥行きなんだなあと実感する貴重な体験となった。
ついつい、質問に答えることが仕事のようになってしまうけれど、その奥にある、きっかけとなる想いの部分に触れてこそ、本当の解決になるのだという事を教えられた。
そして、折しも、国民保護計画とか、武力攻撃事態法とか、きな臭い時代に入っていく予兆を市政の中にも条例として目前に示されているこの時期に、この方の想いは私にはとてもせつなく響いた。
この方のご活躍は人づてに聞いていたが、電話を通して3年ぶりくらいに直に会話する事ができ、声の柔らかさやあたたかさに久しぶりに包み込まれた。
これからも、気軽に声を掛けてもらえるような自分でありたい。
☆−③
お世話になっている方のお子さんの夏休みの宿題で、『身近な人に「仕事」インタビューをしよう』というものがあるということで、中学1年生の彼からインタビューを受ける機会をいただいた。
お話を頂いてから、どうも思考が堅いらしい私は、例規集や予算書や都市計画図や市の統計、選挙当時の写真や議場で登壇している写真など、議員活動をわかりやすく伝えるために必要と思われるものをアレコレ携えてお伺いしたのだが、全ては取り越し苦労だった。
辞書的に職業を知ることではなく、志や心根が晒されるような設問ばかりで、どんな理論武装よりも大切な、日頃の心の構え方が透けて見えるモノだった。
たくさんの子が、この仕事を素敵と思って、なりたい職業の選択肢になったらいいなあという想いもあったけれど、何よりも、この機会を得て、自分は嬉しかった。
きっと、少し前の自分なら、整理し切れなくて答えられなかったかもしれないし、「今」の自分を客観的に整理する機会にもなった。
また、自分なりではあるけれど、答えを用意できた自分に、ちょっぴり自身が持てたし、満足できた。
本当に、ありがたかった☆
以下、Q&Aを転載します。
Q1:職業の名前は?尾張旭市議会議員。
Q2:勤務先は?尾張旭市役所。(?)
Q3:この仕事について何年ですか。4年。
Q4:具体的にどんな仕事なのですか。市政を市民の目線からチェックし、市民お幸せにつながるまちづくりに向けて、提案・実現していくこと。
Q5:なぜこの仕事についたのですか。人に喜ばれる素敵な仕事だと思ったから。
Q6:この職業に就くために、資格や免許が必要ですか。選挙に当選すること。条件は、25歳以上で尾張旭市民であること。
Q7:この職業には、どんな人が向いていると思いますか。人が好きな人。人を大切にしたいと思える人。公平な立場で物事を見ることができる人。
Q8:この職業についてよかったと思うことはありますか。人の役に立てた時。
Q9:仕事をしていてつらいと思ったことはありますか。人の役に立てなかった時。
Q10:何のためにはたらいていますか。未来を平和に人が優しい気持ちで暮らしていけるため。
Q11:これからの夢を教えてください。全市民・8万人と友達になること。
Q12:職業や進路について、助言をお願いします。人の笑顔につながる仕事であると信じて、頑張って欲しいです。
・・・なんちゃって*
公開するのは恥ずかしいけれど、未熟であっても、私の現状だから、受け入れていこう。と思います。
☆−④
私の宿題は、明日の正午が締め切りの質問通告書を書き上げる事。
慌ただしかった行事も無事に終わり、この数日間じっくり考えられたので、今までになく、冷静に客観的に書けた気がする。
これまでの経験では、想いが先行して説明文が十分でなかったり、目的と手段の部分を混同してしまい、質問の幅を狭めてしまったりしていたこともあり、通告書が要旨を伝えきっているかどうかは重要なステップであると認識している。
やっと。書き上げた♪♪
こもって書きつつ、適度に人との交流もあったこの数日間は、本当にいい環境だった。
明日、提出したら、原稿を書きに入ります。
ホッ☆

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